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10月度例会「おくんち祭」

更新日:2018年4月6日

おくんち祭りとは、古来より誠にめでたいとされてきた陽の最高の数が重なる重陽の日に神様が御鎮座された縁日をお祝いする、言うなれば神社の誕生日のお祭です。明治の暦の改正で現在は10月9日の神幸式を中心に3日から11日までの日程で行われました。

我々、人吉商工会議所青年部(人吉YEG)は毎年様々な形で参加・協力をしており、人吉球磨一番のお祭りが、盛大かつ安全に行われるために、継承部会の一員である人吉YEGが、地域の方々や関係団体と協力し合い、歴史ある伝統や文化を次世代へと継承していくことを目的としています。


10月3日 第1日祭・半纏おろし

「第1日祭 鎮火祭」

 この地方には『くんち風』という言葉が古くからあります。この季節になると強い風が突然に吹いたりします。神社では御神燈の灯りや賄い等で普段より火を使う機会が多くなり、また各家庭では祭参りで家を空けがちになるので、祭期間中に不慮の火災を出すことがないよう祈願するのがこの神事です。

平日にも関わらず人吉YEGからも多くのメンバーに参加していただきました。

「半纏おろし」

今年の火文字は「直」!!

10/1に竹灯籠を制作。竹を伐採するところから始めて関連団体一丸となって作り上げた竹灯籠に火が灯る瞬間は本当に感動します。今年は、天候にも恵まれ多くの見物客でにぎわいました。

竹灯籠制作の様子。堤さん、大山直前、内布監事、大活躍!!



10月5日木曜日 第3日祭

「獅子奉仕者抽選式」

 神幸式に奉仕すれば災厄を免れるとの強い信仰から希望者も多く、例年元旦年明けを告げる太鼓が鳴り響く中、誰よりも早く参詣し、記帳受付をします。この日から280日余りひたすら行いを良くして抽選式に臨みます。3人で1頭を往復するので、8頭24人の奉仕者が必要です。

役が決まったら与えられた獅子頭に手入れと修理を施し本番に備えます。


10月6日 御旅所設営

 神幸式当日に神事が行われますふるさと歴史の広場にて御旅所とテントの設営を行います。JCさんからも多くのメンバーの方が参加していただきスムーズに作業ができました。



10月8日 献幣式・つぼん汁、焼酎振る舞い

 「献幣式(けんぺいしき)」

 入魂式 10時半から国の平和と地域の繁栄そして人々の幸福を願う一年中で最も厳粛な神事の献幣式が行われます。また、午後からは子供みこしや大人みこしの入魂式が行われます。

田口会長も玉串を奉納し準備万端!

「つぼん・焼酎の振舞」

 夕方からは、つぼん汁・焼酎の振舞を行いました。今年も、深野様から焼酎を6升、松山様つぼん汁を200食分奉納していただき3時間程で完売。日曜日ということもあり普段参加できないメンバーの方参加していただき大いに盛り上がりました。



10月9日 神幸行列

 いよいよ、神幸式当日です。朝6時よりテント建てを行いまして9時から始まる行列のサポートに参加します。9時を過ぎる頃になると境内は人で埋め尽くされます。9時半から祭典奉仕者や行列供奉者(ぐぶしゃ)のお清めとお神幸の道中の安全を祈る発輦祭(はつれんさい)が斎行され、御神輿前では郷土芸能等の披露や神馬廻し等が行われ、10時半にいよいよ神幸行列が出発します。市街を巡り、お旅所の中川原では郷土民芸や演芸が披露され、心地よい秋風の中、行列は神社へと還ってきます。




10月11日 報賽祭

 前日までの賑わいが嘘のように静まり返った中、午前11時おくんち祭の無事斎行の御礼が神様に申し上げられ、おくんち祭が終了しました。

 おくんち祭に参加されました皆様に本当にお疲れ様でした。

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